お豆腐をサッパリとおいしく頂ける冷奴。
様々なメニューの名脇役としてお店でもご家庭でもよく登場しますよね。
低カロリーで栄養もあるので「何かあともう一品!」のおかずが欲しいときには重宝する食材です。
また、素材自体はシンプルな味がするので和、中、洋いろいろな味付けで楽しめるのも魅力のひとつです。
そんな冷奴ですが、メインの料理が割りと何でも合うので、献立を考えるときに迷ってしまう人も中にはいるかと思います。
そこで今回は、さっぱりとした冷奴に合いそうな味が濃いめの定番のメインのおかず、献立例などをご紹介していこうと思います。
冷奴に合うおかず7選
1.サバの味噌煮
和定食の定番、サバの味噌煮。
サバの身にトロみのついた味噌ダレをたっぷりとかけてご飯と一緒に食べるとたまらないですよね。
サバはDHAが多く含まれていて、脳の働きを良くする効果があるといわれています。
年中スーパーに流通している最もポピュラーな青魚のひとつであると言えます。
2.ブリの照り焼き
ブリも私たちに身近な魚ですね。
切り身は骨も少ないのでお子様やお年寄りにも食べてもらいやすい魚です。
照り焼きにして甘くすれば魚が苦手な人でもお肉のような感覚で食べれたりもします。
濃い味のブリの照り焼きを堪能したら、サッパリ冷奴でお口直しをするとよいでしょう。
3.豚のしょうが焼き
お肉の定番おかずからは豚のしょうが焼きをご紹介します。
豚のしょうが焼きも手軽に作れておいしい肉料理なので、家庭の食卓に並ぶ機会も多いと思います。
それゆえに味付けや焼き方も家庭によって様々ですよね。
しっかり味付けして寝かせてから焼く人や、焼いてからトロみのあるこってり味のタレをからめる人、しょっぱいほうが好きな人や甘いほうが好きな人、本当にいろいろだと思います。
たまには違う焼き方や味付けを楽しんでみるのも悪くないかもしれませんね。
4.肉じゃが
おふくろの味、肉じゃが。
肉じゃがを食べると懐かしくなってしまう人も多いのではないでしょうか。
最近は食の欧米化も相まって和食の煮物を作る若い人も減ってきましたが、煮物はコツを掴んで慣れてしまえば、調味料や水加減なども感覚でやれてしまいますし煮ている間は自分の自由なことができるので、意外と忙しい人にはもってこいのお料理です。
5.お刺身
シンプルにお刺身をメインの据えるのも良いと思います。
ですがその場合はもう一品野菜のおかずを増やすべきですね。
お刺身も冷奴もどちらも冷たいお料理ですので、温かい副菜もしくは汁物をプラスするようにしてください。
6.麻婆茄子
中華のおかずからは麻婆茄子をご紹介します。
麻婆茄子を食べていると、どうしても麻婆豆腐の味を思い出してしまってなんだか無償に豆腐が食べたくなってしまうのは私だけではないと思います(笑)
そんなときに冷奴が添えてあれば、麻婆茄子と冷奴をちょっと一緒にたべて、麻婆豆腐風も楽しめちゃうという考えです。
7.油淋鶏
中華のこってり揚げ物系おかず、油淋鶏。
油でカラッと揚げた鶏肉はごはんがもりもり進みます。
ですが衣が油たっぷりなので、サッパリした冷奴などの副菜の存在が重要になるメニューでもあります。
冷奴の仕上げにごま油をちょこっとだけ垂らせば、どことなく中華風の味付けになって、中華料理に更にマッチすると思います。
冷奴に合う副菜・スープ5選
1.きんぴらごぼう
つくりおき可能な副菜の代表、きんぴらごぼうです。
たくさん作ってお弁当にも入れられるので嬉しいですよね。
ザクザクとした根菜の歯ごたえとは対照的なプルンとした豆腐の口当たり。
両方味わえると食事も楽しくなりますね。
2.ちくわの磯揚げ
ちくわの磯上げは揚げ物料理ですが、家庭でやる場合わざわざちくわだけのためにたっぷりの油を敷いて作る必要はありません。
何か他の揚げ物を作るついでで作るのなら話は別ですが、そうではない場合、ちくわを斜め切りにして一口サイズにして衣をからめたら、少し多目の油を熱したフライパンで表面だけをこんがり焼きます。
焦げないように途中で弱火に落とすとよいとおもいます。
3.オクラ納豆
簡単にできる小鉢の副菜として紹介するのはオクラ納豆です。
納豆に、茹でて輪切りにしたオクラやかつおぶしをトッピングします。
冷奴もオクラ納豆も簡単にできる副菜なので、忙しいときにはぴったりだと思います。
4.酢の物
酢の物は食材にもよりますが、だいたい冷蔵保存で3日はもつので、こちらもつくりおき可能な副菜になります。
オクラ納豆同様、忙しいけど品数はしっかり稼ぎたいというときには重宝するお料理です。
5.味噌汁
最後は定番のお味噌汁です。
冷奴とお味噌汁、それにごはんがあれば朝食としてなら私は十分なくらいです。
夕食であればメインのおかずを据えれば食卓のバランス的にもバッチリですね。
冷奴のおすすめ献立メニュー
献立例1
- ごはん
- サバの味噌煮
- 冷奴
- お味噌汁
定食屋さんでもよくあるような和の組み合わせでまとめました。
サバの味噌煮をブリの照り焼きにかえてもよいですね。
献立例2
- ごはん
- 豚のしょうが焼き
- 冷奴
- きんぴらごぼう
子供が喜びそうなメニューとして組みました。
汁物にお味噌汁を足してもよいと思います。
献立例3
- 炊き込みごはん
- お刺身
- 冷奴
- ちくわの磯揚げ
ちょっと豪華な夕食を想定して組みました。
汁物にお吸い物なども召し上がっていただけると献立のバランスとして満点だと思います。
この記事を書いた人
名前 | ぱおりん |
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自己紹介 | 料理暦10年のぱおりんと申します。 小学校の給食室で調理をしていた経験から、栄養バランスやカロリー計算などを考えながら献立メニューを考えるようにしています。 結婚と共に退職し、遠方に嫁いで現在は主婦です。 現在妊娠中のため、調理の現場ではなく料理関係のライティング活動をはじめました。 |