私が大好きなごはんの一つです。
鯛を一匹まるごと炊飯器の中に入れるというとても豪快な料理です。
お米を洗い、30分浸した後に、昆布を一切れ、鯛を丸ごと一匹いれます。
酢を数滴たらすとごはんがつやつやに炊きあがります。
炊けたらしゃもじで鯛をほぐすようにしてかき混ぜます。
いくらでもおかわりができるとても美味しいご飯です。
この鯛めしは豪華なのですが味が淡白なのであまり濃いおかずは合いません。
鯛めしの風味を損なうことなく美味しく頂けるおかずを紹介してまいります。
鯛めしに合うおかず7選
1.鯛のお刺身
鯛には鯛という考え方で鯛のお刺身を用意。
これはメインで食べる為の物でもあるのでが、残った鯛飯にこの鯛の刺身をのせてお湯をかけて頂く鯛茶漬けの物です。
とっておきのお楽しみのおかずとなるわけですね。
鯛めしの鯛茶漬け。
これほどのごちそうはそう探しても見つかることはないでしょう。
2.天ぷら
鯛めしは豪華なのですが、あくまでもごはんです。
ごはんにはおかずが必要ですね。
あっさり、淡白で食べ応えのあるおかずと言えば天ぷらが浮かびあがります。
海老、イカ、ちくわ等の魚介類をたっぷり入れましょう。
鯛めしにハクがつくおかずとなるでしょう。
味もたんぱくですので鯛めしの風味を損なうことがありません。
3.さわらの味噌漬け
出典:https://cookpad.com/recipe/3119244
鯛めしにもし魚料理をつけるのであれば、さばやさんま等の青身の魚よりもさわらやかれい等の白身のお魚をお勧めします。
中でもさわらの味噌漬けはコクがあり、鯛めしに負けず劣らずの上品な味が出ますので鯛めしにはぴったりのおかずとなります。
4.筑前煮
煮物料理の定番である筑前煮。
鶏肉をたっぷり入れてたんぱく質を補いましょう。
人参をたくさん入れると彩りが豊かになります。
鯛めしにつくおかずはどうしても淡白なものとなってしまうため、食卓に花を飾るのであればこの人参をたくさん入れた筑前煮が一番です。
野菜をたくさん入れるので栄養のバランス面からみても申し分のないおかずとなります。
5.だしまき
居酒屋の定番おかずですね。
鯛めしには魚の身が入っているのですが、一人前ではありません。
半人前といったところでしょうか?鯛の風味を楽しみたいので他の肉や魚は不要だけれどもちょっと腹もちの良いものをと思うのであればだしまきが一番です。
たんぱく質を補充することができ、あっさり風味なので鯛めしと競合することなく、マッチしてくれることでしょう。
6.ほうれん草のおひたし
鯛めしは淡白な料理ですのでどうしてお色の濃い食品を敬遠しがちになってしまうため、テーブルが寂しくなるという欠点があります。
濃い緑のほうれん草が入ると食卓が華やぐのですが、胡麻和えはお勧めできません。
鯛めし自体がとても淡白ですので、茹でたほうれん草にかつおぶしとしょうゆをかけるだけのシンプルなおひたしで頂きましょう。
7.きんぴらごぼう
日本のお惣菜の王様でもありますね。
淡白な鯛めしにちょっと甘辛いきんぴらごぼうを入れると、ごはんが進みます。
これだけでごはん3杯はいけると言う人多いのではないでしょうか?
繊維質も豊富で残ればお弁当のおかずにも使えます。
鯛めしに合う副菜・スープ3選
1.お吸い物
鯛めしに付く汁ものは絶対お吸い物でなくてはいけません。
鯛の風味を損なわず、鯛の味を最大限にひきだすのには絶対お吸い物でなくてはならないのです。
味噌汁だと味噌の味が邪魔して風味が壊れてしまいます。
2.漬物
鯛のお刺身が残ったら、鯛めしの上に数枚鯛のさしみをのせてお湯をかけましょう。
3分までば鯛の出汁がよく効いた鯛茶漬けができあがります。
お漬物と一緒に食べる鯛めしの鯛茶漬けはとても素朴で豪勢なごちそうとなります。
3.巨峰
料亭でよくでてくるデザートの一つに巨峰があります。
「なるほど」と思うのですが、和食のデザートにケーキ等のスイーツは合いません。
果物が一番なのですが、その中でもお口をすっきりさせ、食事の余韻を少し残す為には淡白な果物が一番なのです。
巨峰が料亭でよく出されるのはこういう理由があるからなのです。
鯛めしのおすすめ献立メニュー
献立例1
- 鯛めし
- てんぷら
- だしまき
- 筑前煮
- お吸い物
- 漬物
どこかの料亭でも通用しそうな豪華な献立ができあがりました。
お客様をもてなす時の料理としても最適です。
献立例2
- 鯛めし
- さわらの味噌漬け
- ほうれん草のおひたし
- 筑前煮
- お吸い物
一般の家庭料理の献立です。
老若男女問わず食べることができるメニューです。
この記事を書いた人
名前 | 桃衣 |
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自己紹介 | お料理が大好き45歳です。 20年以上台所に経ち続けていますが、お料理に関しては「これでよし」という終わりがありません。 だから面白いのでしょうね。 これからも精進してまいります。 趣味:読書、DVD観賞、料理 |