数年前海外旅行へ1週間程行った後、空港のレストランで海鮮丼を食べました。
その時には涙がポロリと流れたのを覚えています。
海鮮というのは日本人の心。
1週間日本を離れて帰ってきた後、海鮮丼を食べた時「私って日本人なんだなあ」とつくづく感じました。
今日はそんな日本人の心をゆさぶる海鮮丼と合う料理をご紹介します。
海鮮丼に合うおかず7選
1.天ぷら
お寿司、お刺身等の海鮮を使った料理には天ぷらがお隣に並ぶころが多いです。
これは天ぷらは温かく冷たい魚料理と頂くとお口の温度が安定します。
濃厚な味ですが、からあげや衣料理とは違い、サクサクしていて柔らかく、味も薄味なので魚の素材の味を壊すことなく頂くことができるからです。
2.うどん
お寿司は山盛り、一杯食べる物ではなく、本来ちょっとつまむ程度の料理でした。
しかし、それではちょっと物足りないので温かく、お腹が膨れるうどんが出されるようになったのです。
今でも回転寿司のサイドメニューにうどんがあるのはこの風習がまだ残っているからなのです。
3.そば
うどんと同様、お寿司だけでは満腹にならない場合に麺類が用いられました。
つめたいお魚がのった海鮮丼と温かい麺類が見事にマッチします。
お口の温度を整えるのにも役に立ってくれることでしょう。
4.わかめの酢の物
海鮮丼はいくら、うに、いか、まぐろ、錦糸卵等がのっていてとても色鮮やかですが、一つ足りない物があります。
それは緑。
しかし海鮮丼の上に野菜をのせる訳にはいきません。
そして選ばれたのがわかめの酢の物、わかめにしらすやたこを入れて、きゅうりのスライスで緑色を強調します。
味もさっぱりして、見た目のバランスが取れる食材として海鮮料理にはよく登場する料理となりました。
5.煮魚
海鮮の味を損なわない為にも肉系のおかずはあまり推奨されません。
あぶらの強みが海鮮の味を殺してしまいかねないからです。
代わりに温かい煮魚が良くあいます。
できればサバやイワシなどの青みの魚よりもタイやカレイなどの白身のあっさりした魚がいいでしょう。
海鮮の味を損なうことなく、引き立て合うことができるでしょう。
6.山芋の梅肉あえ
出典:https://cookpad.com/recipe/5601138
海鮮によく合うおかずは「温かいもの」「さっぱりしたもの」というのが定番なのですが、毎回わかめの酢の物という訳にはいきません。
代わりに酸味のきいた梅肉を用いた和え物がいいでしょう。
山芋はねばりもあり、まぐろと一緒に使われたり、丼物にも適した食材です。
たんざく切りをしてごまと梅肉と和えてみましょう。
コクがありますが、さっぱりした後味がたまりません。
7.茶碗蒸し
お寿司、お刺身料理によくついてくる茶碗蒸し。
例に漏れることなく海鮮丼ともよく合います。
ほんのり温かく、海鮮よりは決してでしゃばることはないけれども、負けることもない、でも、張り合うこともないというこの不思議な存在の茶碗蒸しは一緒に付いてくるとありがたい存在となるでしょう。
海鮮丼に合う副菜・スープ3選
1.お吸い物
丼物に必ずついてくるお吸い物。
海鮮丼には味噌汁のような味ついた汁物よりもさっぱりして、海鮮の味を引き立ててくれるお吸い物がぴったりなのです。
2.お漬物
丼物には欠かせないお漬物。
上にのってる海鮮ばかりを食べて、ご飯だけが余っても大丈夫。
お茶をかけてお漬物と楽しまれているお客様をたくさん見ています。
しば漬け、Qちゃん漬け等の酸味の効いたお漬物が海鮮丼には良く合います。
3.果物
和風料理のデザートとして欲しいのはやはり素材そのものの果物ですね。
特に海鮮料理の後はつくづくそう思います。
ケーキ、パイ等は豪華なのですが、和食の後にはあまりマッチしないような気がします。
いちご、みかん、盛り付けフルーツ等が登場すると嬉しいですね。
海鮮丼のおすすめ献立メニュー
献立例1
- 海鮮丼
- 天ぷら
- 山芋の梅肉和え
- お吸い物
- お漬物
お客様にお出ししても恥ずかしくない、豪華な海鮮丼定食ができあがりました。
とても上品な献立となっていますのでご年長者にも最適です。
献立例2
- 海鮮丼
- うどん
- わかめの酢の物
- 茶碗蒸し
- 果物
家庭の一般的な晩御飯といてばこんな物でしょうか?
ごはんを少なめ、具を多く。
そうするとうどんがとても美味しく感じます。
この記事を書いた人
名前 | 桃衣 |
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自己紹介 | 自己紹介:食べるの大好き45歳です。 和食が大好きで海鮮丼は大好物の一つです。 素材の味をそのまま生かして食べるという日本の料理には頭が下がります。 「日本人でよかった」と思うことが食事中多々あります。 趣味:読書、DVD観賞” |