みんな大好き、そぼろ丼。
特にお子様には大人気のメニューのひとつです。
大人の皆さんが食べるときは、なんだかちょっぴり懐かしい気分にもなったりしますよね。
そぼろ丼はそれだけでも満足できるほどおいしいので、そぼろ丼の副菜に何を添えるといいか迷ってしまう方も多いと思います。
私もそのうちの一人でした。
ですが最近は家族の反応やリクエストから、自分の中である程度のパターンができてきたので、副菜選びもスムーズになってきました。
今回は料理暦10年、元小学校の給食室のおばちゃんなこの私が、そぼろ丼をメインにしたときにオススメな「もう一品のおかず」をご紹介していくと共に、栄養バランスやカロリー面にも注意しながら献立メニューをご提案していければと思います!
そぼろ丼に合うおかず7選
1.ほうれん草のお浸し
口に入れるとほうれん草の甘みと出汁の旨みがジワッと広がる、ほうれん草のお浸し。
ほうれん草は小松菜などと比べるとクセも苦味もないので、比較的お子様にも食べていただきやすい食材ですよね。
そぼろ丼で卵とお肉のたんぱく質が摂取できるので、副菜はやはり葉物野菜のお料理で決まりです!
ほうれん草の胡麻和えでもいいのですが、そぼろ丼の具には砂糖を使用しますので、同じ砂糖を使う胡麻和えよりも、出汁を使うお浸しのほうがカロリーや糖質的なバランスが取れるかと思います。
また、茹でたほうれん草をそぼろ丼に添えて3色丼にするご家庭も多いですよね。
彩りのバランスもアップして見た目的な満足感も得られます。
2.大豆とひじきの煮物
副菜の定番料理のひとつ、大豆とひじきの煮物。
子供からお年寄りまで幅広く食べられているお料理です。
煮物系はメインの料理を作ってる横で同時進行で煮るだけで作れるので楽だったりもします。
冷蔵での保存期間も1週間と長くもち、冷凍もできるので、お弁当のおかずなどにも最適の副菜です。
一度にたくさん作って保存食にするととても便利かと思います。
ただ冷凍する場合はコンニャクは入れないでくださいね。
コンニャクは冷凍すると食感が悪くなってしまいます。
3.常備菜
上記のようなほうれん草のお浸し、ひじきの煮物などは冷蔵庫で保存すれば長くもつ優秀なつくりおきレシピなので、ぜひ皆さんにもつくりおきとして有効な使い方をしてみていただきたいです。
つくりおきレシピの副菜をいくつか常備しておいて、それぞれをちょこちょこっと盛り合わせて出せば、盛り付けるだけで豪華な副菜がだせちゃいますよね!
オススメは、先ほどのほうれん草のお浸しや胡麻和え、ひじきの煮物はもちろん、その他には
きんぴらごぼう
切り干し大根の煮物
酢ごぼう
かぼちゃの煮物
ワカメとキュウリの酢の物
浅漬けやお漬物
などなど、煮物系や酢の物は長期保存がしやすいのでオススメです!
4.焼き鮭
そぼろ丼が控えめで、ひき肉と卵だけじゃ少したんぱく質が足りないかな?というときは副菜にお魚をプラスするのもありだと思います。
他のお料理を作っている間に焼くだけでできてしまう焼き鮭は、手間いらずで忙しいときには嬉しい食品のひとつです。
ほぐしてそぼろ丼にのせて3色丼にするご家庭も多いかと思います。
お肉の色、卵の鮮やかな黄色、鮭の赤み、ほうれん草なんかを添えて緑もプラスしたら彩りパーフェクトなそぼろ丼ができちゃいます!
5.さわらの粕漬け
魚の旨みがギュッと濃縮され、ほのかなお酒の香りが魚の味をより際立たせてくれる、鰆の粕漬け。
粕漬けは若い方だとあまりまだ馴染みのない味付けかもしれません。
粕漬けとは、魚の切り身を酒粕につけて、それを焼いて作る魚料理です。
よく食品店ですでに漬けてある切り身が売っていますので、それをお家で焼くだけなので工程的には焼き鮭と変わりません。
しかし粕漬けはフライパンやグリルでそのまま焼くとくっつきやすいので、アルミホイルやフライパン用クッキングシートなどを利用して焼くようにしてください。
6.豆腐サラダ
たっぷりのレタスに角切りにしたお豆腐を乗せ、和風ドレッシングなどでいただくサッパリとしたお豆腐サラダ。
シソやしらす、ネギなどを散すと味がギュっと締まって更においしくいただけます。
そぼろ丼では野菜が取れないので、シンプルにサラダを加えるのはベストな選択かもしれませんね!
7.里芋と根菜の煮物
里芋、にんじん、れんこんを、干ししいたけと一緒に煮ます。
生のしいたけを使うよりも、干ししいたけを使うほうが旨みがグっとあがります。
煮物をプラスすると献立全体が和食で固まるので、お味噌汁なんかをプラスすればほっこりとした気分になれること間違いなしですね。
そぼろ丼に合うスープ5選
1.高野豆腐としめじの味噌汁
出典:https://cookpad.com/recipe/1894319
高野豆腐にジュワっとお味噌の味が染みこみ、きのこ類の旨みも溶け出した、絶品お味噌汁です。
きのこ類は好みのもので代用可能です。
高野豆腐は水かお湯で戻した後、普通のお豆腐をお味噌汁に入れるときと同じくらいのサイズにカットしてください。
クックパッドで「高野豆腐としめじの味噌汁」のレシピを見に行く
2.キャベツと豆腐の味噌汁
出典:https://cookpad.com/recipe/5576861
キャベツをたっぷり加えてつくるのがポイントです。
キャベツは白味噌のお味噌汁とよく合います。
赤味噌系で作るときは、キャベツを少なめにしてネギや豆腐をたくさん入れてみてください。
3.野菜と鶏だんごのお汁
出典:https://cookpad.com/recipe/3453274
そぼろ丼を鶏ひき肉で作ったときに、ついでに作れる簡単な汁物です。
鶏ひき肉を汁物用に少し取り分けておき、生姜のみじん切り、塩コショウを加えて練って団子を作ります。
キャベツなどお好みの野菜と一緒に煮込んでください。
お汁の味付けは顆粒だしで、お好みでしょうゆを加えてください。
4.大根の味噌汁
細切りした大根と油揚げのお味噌汁です。
大根は一本買っても100円前後ですし、お味噌汁で使うのはせいぜい大根の4~6cm(150g~200g)くらいなので、余った大根は他の料理にもたくさん使えるので家計にもやさしいです食材のひとつです。
もしお住まいの近くに、野菜の直売所などがあれば、ぜひ葉っぱもついている大根を買ってみてください。
スーパーでは大根の葉っぱはほとんど切り落とされてしまっていますが、大根の葉っぱは独特の旨みとほろ苦さが合って、大変おいしい食材です。
手に入れることができたら、だいこんのお味噌汁に一緒にいれてみましょう。
5.かぼちゃの味噌汁
甘いカボチャは子供たちにも大人気。
そぼろ丼とカボチャの味噌汁だなんて、子供たちは食卓に飛びついてきてしまうこと間違いなしです。
カボチャは8月ごろから実りますが、置いておくと水分が抜けて甘みと旨みが増すので、本格的な食べごろは冬です。
ですが最近ではメキシコなどの輸入もののカボチャも多く出回っているので、比較的どの時期にもカボチャは手に入りやすいですね。
そぼろ丼のおすすめ献立メニュー
献立例1
- そぼろ丼
- ほうれん草のお浸し
- 高野豆腐としめじの味噌汁
そぼろ丼で肉と卵のたんぱく質がとれるので、副菜では野菜の栄養をしっかりとカバーするのが理想的です。
お味噌汁にはお好みの葉物野菜を入れたりしてみてください。
献立例2
- そぼろ丼
- 焼き鮭
- キャベツと豆腐のお味噌汁
控えめなそぼろ丼にしたなら、魚介のたんぱく質をプラスしてみましょう。
焼き鮭なら、メインやお味噌汁を作っている片手間で焼いてしまうことができます。
また、身をほぐしてそぼろ丼に加えて綺麗な3色丼にしてもいいですね。
献立例3
- そぼろ丼
- お豆腐サラダ
- 野菜と鶏だんごのお汁
メインの食材を少し使ってついででできる、鶏だんごのお汁。
食費の節約にもなりますね。
一人暮らしや二人暮らしの方などは、食材を買ってもあまりがちですよね…。
そんなときにはぜひこのような「ついで料理」を試してみていただきたいです。
この記事を書いた人
名前 | ぱおりん |
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自己紹介 | 料理暦10年のぱおりんと申します。 小学校の給食室で調理をしていた経験から、栄養バランスやカロリー計算などを考えながら献立メニューを考えるのがとても好きです。 結婚後に退職し、遠方に嫁いで現在は主婦です。 現在妊娠中のため、調理の現場ではなく料理関係のライティング活動をはじめました。 |