日本人の心の料理ともいえる湯豆腐。寒い冬には毎日でも食べたいおかずです。
安くて、簡単に作ることができ、栄養も満点という言うことなしのこの湯豆腐。
無味無臭なのでどんなおかずにも合うのですが、だからといって簡単に献立を組むことができないのが難点です。
湯豆腐を主体で考えた時に思いつくおかずって本当に少ないんです。
湯豆腐味を殺さぬように考える必要があります。
今回は湯豆腐を引きたてるようなおかずを数点ご紹介してまいりたいと思います。
湯豆腐に合うおかず7選
1.お刺身
お刺身というのはもともと豆腐と似たようなところがあり、無味無臭に近い食材です。
その為豆腐と張りあったり、競合することもなく、お互いを上手に引きたて合いますので最適なおかずとなってくれることでしょう。
2.たらのホイル焼き
白身魚のたらも豆腐と同様あっさり、無味無臭に近く、お豆腐との相性は抜群。
お醤油で煮る場合もあるのですが、今回はお豆腐が主役ですのでホイル焼きにしてみました。
ホイルに玉ねぎ、しめじ、人参、バターをのせて、塩、胡椒で味付けをして蒸します。
調理器具を汚すことなく簡単にできる料理なのですが、できあがりは結構立派なものとなることでしょう。
これなら家族も大満足のはずです。
あっさり同士のコンビとなりますので週末の疲れをいやしてくれるおかずとなるでしょう。
3.さばの味噌煮
お豆腐と味噌って本当に合います。
今回は肉、魚以外のおかずが主役となりますので肉系、魚系のおかずで頭を悩ますことになるのですが、鯖なら栄養価の高い食材で、これを味噌と煮込めばお豆腐と合うこと間違いなしです。
お豆腐と合わせる為に梅干しを3粒程入れて煮込みましょう。
臭みが消えてあっさりとした風味がでてきます。
4.手羽先
湯豆腐は純和風料理ですのでどうしても魚料理がでてくるのですが、もしお肉系が欲しいのであれば手羽先をお勧めします。
お豆腐は味が淡白ですのであまり味付けしたお肉や血の気の多い牛肉はお勧めすることができますん。
手羽先ならフライパンで塩とコショーで味付けをするだけのあっさり料理です。
脂分も少ないので豆腐の味を損なうことなく頂くことができるでしょう。
5.あさりの酒蒸し
もし魚でもなく、肉でもないなら魚介類がお勧め。
あさりに少しエビを加えてお酒で蒸すともう立派なおかずができあがります。
酒蒸しならあっさりした豆腐と競合することもなく、ぴったりのおかずになってくれます。
晩酌でお酒が進む一品でもあります。
6.おから
湯豆腐と同じく豆腐からできている食材です。
生まれは同じですが、味は全く違います。
2つの食材を比較しながら味あうのもたまにはいいのではないでしょうか?
ほうれん草、鶏挽肉、ごぼう、おあげ、ごま、こんにゃく等野菜をたっぷり入れるととても栄養豊富なおかずとなります。
7.なすびの煮びたし
湯豆腐に合う野菜というのはほうれん草のおひたしのように味付けのしっかりした物よりかは、薄味の煮つけ野菜が良くあいます。
なすの煮びたしは見た目は濃いのですが、味は薄味であっさりしています。
こういうおかずがますます湯豆腐の味を引き立てます。
湯豆腐に合う副菜3選
1.お漬物
湯豆腐、お刺身、お酒と晩酌のあてが揃った後のお楽しみはお茶漬けとなります。
お茶漬けに欠かすことができないのがお漬物。
しば漬け、たくあんなど色の濃いお漬物を選ぶとテーブルがにぎわいます。
2.ごはんの友
とりそぼろ、鮭フレーク、イカの塩辛、めんたいこ、岩ノリ等のごはんの友といわれるおかず。
今回の湯豆腐献立は比較的味の薄い、淡白であっさりしたおかずを選んでいます。
その為ごはんと一緒に食べることができるごはんの友は必要不可欠なアイテムとなります。
おかずが淡白ですのでせめてごはんの友はしっかり味がついた物をえらびたいですね。
3.巨峰
食後のデザートもやはり淡白であっさりした物がお勧め。
湯豆腐のようなあっさり系の食事の後のケーキや甘いものはあまり推奨されません。
巨峰は和食のデザートとしては最適です。
料理旅館等でもよく出てくる一品です。
ちょっとお口直し程度にぴったりのデザートとなります。
湯豆腐のおすすめ献立メニュー
献立例1
- 湯豆腐
- さしみ
- 手羽先
- なすの煮びたし
- ご飯の友
- お漬物
お父さんも大喜びの晩酌献立です。
〆のお茶漬けにもお漬物とごはんの友がつきますので大満足してくれることでしょう。
献立例2
- 湯豆腐
- タラのホイル焼き
- おから
- たすの煮びたし
- お漬物
- 巨峰
年長者向けの献立です。
若い人でも週末どろどろに疲れた人にはちょっと薄味の献立がいいでしょう。
健康を考慮した献立となります。
この記事を書いた人
名前 | 桃衣 |
---|---|
自己紹介 | 中国に「医食同源」という言葉があります。 これは医療を施すことも、食事を作ることも両方人体に影響を与えるという意味です。 本当にその通りだと思います。 毎回家族の食事を提供する主婦には家族の命を預かるという責任があります。 そのことを心得てこれからも料理に励みたいと思います。 趣味:読書、DVD観賞、料理 |