イタリア料理といえば自宅でもできるものだとピザ、スパゲッティですよね。
あまり馴染みがないかと思いますが、ニョッキもイタリア料理の1品です。
ラツィオ州の(首都ローマがある州)の郷土料理です。
ジャガイモで作るニョッキ、湯がいてトマトソースをかけて食べます。
意外と自宅でも簡単にできちゃうんです。
でも、何をあわせたらいいのか本場のイタリア料理を知るまでは全く思いつきませんでした。
本場のイタリアでは習ったニョッキにあわせるサイドメニューをご紹介致します。
ニョッキに合うおかず8選
1.ビステッカ
牛のステーキとの組み合わせました。
トスカーナ州のフィレンツェの郷土料理、味付けは塩のみでシンプルです。
イタリア人はこの肉のうま味を味わいます。
ニョッキのソースがトマトソースで重くなく、味の主張もないため、ニョッキのあとに食べるビステッカは肉のうま味をしっかりと味わえます。
バランスのとれた組み合わせです。
2.鱈のトマトソース煮込み
出典:https://cookpad.com/recipe/5657664
ローマの郷土料理でもある鱈のトマトソース煮込みと組み合わせました。
ニョッキもトマトソースがけでちょっとしつこいかなと思いがちですが、ニョッキのトマトソースは塩のみのシンプルなソースに比べて鱈を煮込んだトマトソースは魚のうま味が加わり違うトマトソースの味となります。
イタリアの家庭料理ではよくある組み合わせです。
確かにしつこくならず食べやすい組み合わせです。
3.チーズ入りのライスコロッケ
ライスコロッケは南イタリアでよく食べる料理の一つです。
我が家では特に子供が好物な1品です。
本場のイタリアだと日本のおにぎりの2倍ほどの大きさです。
揚げ物になるのでイタリアサイズだとこれだけでお腹がいっぱいになってしまうので我が家では一口サイズに作ります。
ニョッキをひたたせるために前菜として作ります。
そうすることでニョッキとの相性がよくなります。
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4.ズッキーニのツナ入りボート焼き
出典:https://cookpad.com/recipe/5421140
イタリアマンマから教わったイタリア家庭料理と組み合わせました。
ズッキーニはほとんどの日本人が好きな野菜の一つかと思います。
ズッキーニをくりぬきツナとチーズと細かくしたパンを一緒にあえて詰め、オーブン焼きにしたものです。
ズッキーニのうま味とニョッキのトマトソースあえの味がマッチして美味しく食べれます。
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5.鶏肉のトマトソース煮込み
カッチャトーレというイタリア料理、鶏肉のトマトソース煮です。
主にフィレンツェ、ローマの郷土料理です。
トマトソースで煮込んだ鶏肉は肉のうま味とトマトソースがマッチして味わい深くなります。
ニョッキが意外と重くないのでサイドメニューに肉のうま味をしっかり味わえるカッチャトーレとの組み合わせは最高です。
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6.なすとチーズのオーブン焼き
シンプルなの味付けのなすとモッツアレラチーズのオーブン焼きを組み合わせました。
なすの上に小さく切ったトマトとチーズをのせてオーブンで焼く1品です。
味が主張しないのでニョッキと食べやすいです。
ヘルシーな組み合わせとなります。
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7.パプリカのオーブン焼き
出典:https://cookpad.com/recipe/3958114
食卓が色とりどりになるパプリカとケッパーのオーブン焼きと組み合わせました。
3色のパプリカにケッパーと粉チーズとパン粉を混ぜたものを散らしオーブン焼きにする1品です。
オーブン焼きにすることでパプリカのうま味が増します。
トマトソースのニョッキと食べあわせもよく食が進む組み合わせです。
8.ローストポーク
おしゃれなローストポークにオレンジソースがけを組み合わせました。
イタリアンマンマがテレビの料理番組をみて作り出したメニューを教わった1品です。
出来上がりの色合いもきれいでオレンジソースと肉との相性がいいです。
さっぱりした口当たりなので味の主張がなくニョッキと合わせて食べやすいです。
ニョッキに合うスープ3選
1.卵スープ
ローマの郷土料理、野菜のだしとたまごのスープの組み合わせです。
さっぱりとした軽めのスープなのでニョッキと組み合わせても美味しく両方を食べれます。
2.オニオンスープ
シンプルなの玉ねぎを炒めたスープの組み合わせです。
仕上がりにチーズを入れます。
玉ねぎのうま味がしっかり味わえるこのスープ、具がシンプルなのでニョッキとの食べあわせもマッチします。
3.魚介のスープ
イタリア料理のカッチュンコという魚介たっぷりのスープの組み合わせです。
魚介スープだけあってだしがよくきいて魚介のうま味を思う存分味わえるスープです。
味がしっかりしていますが、ニョッキがシンプルな味付けなので2品がケンカすることは美味しく食べれます。
イタリアではニョッキは家庭料理定番なので魚介スープを加えると食卓がちょっと豪華になります。
ニョッキのおすすめ献立メニュー
献立例1
- パン
- サラミとチーズの盛り合わせ
- オニオンスープ
- ニョッキトマトソースがけ
- ビステッカ
ガッツリイタリア料理のフルコースの献立です。
前菜、第1の皿 2皿、第2の皿とイタリア料理の食べ方です。
さらに美味しいイタリア赤ワインと合わせるのをおすすめします!
献立例2
- パン
- チーズの盛り合わせ
- ニョッキ トマトソースがけ
- 鶏肉のトマト煮込み
- ローマのたまごスープ
イタリア家庭料理の献立です。
意外と冷蔵庫にあるものでできてしまう組み合わせです。
献立例3
- ブルスケッタ
- ニョッキ トマトソースがけ
- ズッキーニとツナ詰めのオーブン焼き
- 魚介スープ
魚介で統一した献立です。
食にこだわりのあるイタリア人は魚類と肉類が混ざった献立はうけつけません。
ミックスにするとそれぞれのうま味が台無しになるとのことです。
肉類を一切使っていないそれぞれの料理を組み合わせています。
この記事を書いた人
名前 | Madonnina |
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自己紹介 | イタリア在住、料理歴20年ほどになります。 北イタリアの湖と山に囲まれた小さな街に住んでいます。 自宅では家庭菜園をし、山にキノコ狩りや栗狩りに行ったりと自然を楽しんで生活してます。 イタリアの文化が大好きです。 趣味は旅行とワイナリー巡りです。 現在、イタリアの各土地の郷土料理とワインを勉強中です。 |